飲酒運転

ここ最近メディアを騒がせている飲酒運転による事故。
とあるお方にはお話しましたがこちらでもw


日本は法治国家なだけに、全ては法の通り。
同じく人の命を奪う殺人事件とは違って、交通事故における死亡事故の場合は、道路交通法違反・業務上過失致死等が適応されて、それに応じた刑が適応される訳で。


もちろん、故意に起こしたわけではない限り、殺人罪は適応されず、死刑とか無期懲役、とかにはならない訳で。
それが、例え悪質な飲酒運転運転だったとしても。


ただ、実際に飲酒運転で死亡ひき逃げ事故を起こしたとしたらどうなるのか・・・。

まずは行政処分。免許取り消し&欠格期間が設けられ、一定期間免許の再取得は不可。
そして民事処分。飲酒運転の場合、保険はおりないので、死亡事故の場合は損害賠償金数千万〜場合によっては数億円、自己負担。
そして刑事処分。もちろん犯罪なので、ます実刑判決が下されるわけで。
まぁただ、この刑事処分が軽すぎる、と言うのが世論であって(正直僕もそう思いますw)、遺族の方も納得がいかないところなんですよね。


故意に起こしたわけではないにしても、新設された「危険運転致死罪」の最高刑15年では・・・。
実刑判決15年と言っても、15年以内で出てこられる可能性も高いわけですし。


ただ、その後のその人の人生を見ると、賠償金の支払いや犯罪歴など、経済的・社会的にも、かなり厳しいですよね。
それを覚悟してなのかまったく持って気にしてなくてなのかは分かりませんが、常習的に飲酒運転を繰り返しているところもあったらしく。。。


それどころか、事故後も反省の色が見られなかったり、まったく持って人の命を奪ったとは思えない態度をとり続けている方もいるらしく。。。


法治国家罪刑法定主義のもどかしい所、ですよね。